インプラント

2020.7.19津山先生のインプラントオペ~Part1~

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。

今回は、7月19日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part1をご紹介します。

 

今回ご紹介する患者様は、津山先生のインプラントオペを受けられるのは今回で4回目になります。

まめにメンテナンスに来院されいるのですが、以前から、右上の奥歯2本の連結して詰め物を入れている辺りが腫れを繰り返すため、詰め物を切断し、奥歯を1本抜歯することになりました。

抜歯後はインプラントを希望されました。

今回、右上7番目に1本のインプラント植立が決定しました。

 

当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置、CGFのための採血を行います。

麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。

まずは歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。

ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。

開けた穴にCGF(患者様自身の血液のみで作られた血小板と成長因子を多く含んだゲル)を入れ、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。

しっかりとインプラント埋め込まれた後は、仮歯を入れ、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。

 

数時間後にお電話で症状をお伺いしたところ、痛み、出血、腫れ、痺れのいずれの症状もないとのことでした。

翌日、消毒に来院された際にも、1度だけ鼻血が出たが、その後は痛み等の症状はないとのことで一安心です。

 

インプラントを上顎に植立する症例では、植立した部位が上顎洞という鼻の横や上にある空洞に近いと、鼻血が出るなどの症状が出る場合があるとのことです。

今回植立したインプラントは、植立した部分の骨が少し薄かったため、今後3カ月は固定したまま様子をみていくことになりました。

今後しっかりと固定されたことが確認されれば、詰め物を作っていく工程に入る予定です。

 

次回の津山先生のインプラントオペは11月3日を予定しています。

 

※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。

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