こんにちは、広報・受付担当トガワです。
定期健診は、短い人で1ヶ月に一度の間隔で受診することをオススメしています。
お口や身体の状態によって定期健診を受ける周期は変わってきます。
短い周期で健診を受ける必要があるのは主に以下の場合です。
1.重度の歯周病
健診で歯ぐきの検査をしたとき、歯周ポケットが深くなっている人は歯周病が進行しています。
歯周ポケットが深いと、歯と歯ぐきの境目から汚れが入り込みやすく、ブラシの毛先が歯周ポケットの奥まで届かないため自身でのケアが難しいです。
歯医者で歯周ポケットの中までお掃除してもらうことが必要です。
2.むし歯のリスクが高い
歯の質が弱かったり、唾液が少なかったりすると、むし歯になりやすいです。
自己流のブラッシングでは汚れが残ったままの場合も多いです。
歯医者で定期的にチェックしてもらい、自分の口腔環境に合ったブラッシング方法を教えてもらいましょう。
3.歯石が付きやすい
同じように歯磨きをしていても、歯質によっては歯石が付きやすい人もいます。
歯石が付いたまま放っておくと歯周病が進行してしまうリスクがあります。
付いてしまった歯石は歯ブラシでは落とすことができないので、歯医者で専用の器具を使って取り除く必要があります。
4.糖尿病
糖尿病と歯周病には深い関わりがあり、歯周病は糖尿病の合併症といわれています。
糖尿病で抵抗力が低下すると、細菌感染が原因である歯周病にかかりやすくなります。
さらに歯周病にかかっていると、歯ぐきの中で作り出される炎症物質がインスリンの働きを妨げるため、糖尿病が悪化します。
このように歯周病と糖尿病が相互に関係しているため、糖尿病を悪化させないためにも定期的に歯医者に通っていただくようになります。
5.タバコを吸う
タバコを吸っていると、歯周病にかかりやすく、歯周病になると治りにくく、さらに治っても再発しやすくなります。
タバコに含まれるニコチンやタールが歯ぐきに色素沈着を起こすため、腫れや出血などの異常に気付きにくくなります。
またタバコの有害物質が歯ぐきの血管を収縮して血流を悪くするため、歯周病にかかりやすくなります。
歯周病を早期発見するためにも、短い間隔で定期健診を受けなければいけません。
以上の項目に当てはまる方は長くても1カ月に一度は歯医者を受診しましょう!