親知らずの抜歯

深い位置に生えた親知らずの抜歯

こんにちは、広報・受付担当トガワです

今日は、親知らずの抜歯のお話をします。

今回の患者さんは、今年の夏に矯正歯科治療を終えられ、現在矯正した歯が後戻りしないよう保定をしている方でした。

親知らずが上下左右ともあり、せっかく矯正治療でキレイになった歯が親知らずに押されてまた移動してもいけないので、4本すべての親知らずの抜歯を希望されました。

先月から右側を初めに抜歯していき、先日最後の親知らずとなった左下を抜いていきました。

最後の親知らずは一番手強く、手前の歯の根っこに食い込むように深い位置に生えていました。

CTから、親知らずの位置を解析して少し頬側にズレて生えているのがわかりました。

親知らずの位置を把握することで、歯ぐきの切開を最小限に抑えることができます。

神経管からも距離があり安全に抜いていけることが確認できたので抜歯開始です。

親知らずが埋まっているのは歯ぐきの下、さらに顎の骨の中で深い場所です。

機械を使って親知らずの周りの骨を削っていきました。

親知らずは斜めに向いて生えているので、抜きやすいように歯冠を切断して先に取り除きます。

そして慎重に根っこまで抜いていきました。

4本目の親知らずも無事スッキリ抜けました!

これで親知らずが全部なくなったので、矯正治療をした歯列に悪影響を与える心配がなくなりました^^

患者さんもホッとされたご様子でした。

お疲れ様でした。

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