こんにちは、広報・受付担当トガワです。
定期検診を受けるメリットは、歯のクリーニングでキレイな歯を保てるだけではなく、むし歯などの異常を早期発見できることもあります。
そこで今日は、定期検診を受けずに歯が悪くなってから治療を受けるデメリットについてご紹介します。
治療を受けるデメリットは大きく4つあります。
まずは治療が痛くなることです。
むし歯が進行して痛みが強くなってから治療を受けようとすると、麻酔が効きにくくなるため、なんとか痛みをガマンしながら治療を受けなければいけません。
エナメル質でとどまっている初期のむし歯であれば、治療をするのに麻酔をしなくても痛みはありません。
麻酔が効きにくい状態で治療をして、痛かったからもう歯医者には行きたくない、なんてことになればさらにむし歯が進行して手遅れになることも…
むし歯だけでなく、歯周病も同じく進行しているほど、治療の時に出血があったり痛みが大きくなったります。
次に、歯を失うリスクです。
むし歯治療のために歯を削っていると、歯がどんどん小さくなり最終的には歯を残すことができなくなります。
詰め物が外れてしまった場合でも、詰め物を戻すときにひっつきを良くするために多少歯を削る必要もあります。
詰め物をやり直す度に削る量が増えていきだんだんと自分の歯がなくなってしまうのです。
歯周病も重症化すると歯を支える骨がなくなるため、歯を失うリスクが高くなります。
3つめは、治療回数の問題です。
初期のむし歯や歯周病であれば、数回の治療で終えることができます。
しかしむし歯が進行して神経にまで達していると、型取りが必要だったり神経を取ったりする必要があります。
神経を取る治療になると根っこの治療、土台の型取り、被せ物の型取り…と長い場合数ヶ月に及ぶこともあります。
最後は治療費です。
歯が悪くなってから治療にかかると、治療も複雑になってきます。
むし歯が進行して削る部分が多くなると、詰め物もそれに合わせて大きくなるのでその分詰め物や被せ物代が必要となります。
また歯を抜かなければならなくなった場合は、歯を抜くのにお金がかかり、さらに歯がなくなった部分を補っていく治療にもお金がかかります。
定期的に検診に通うことでかかる費用の方がはるかに安く、メリットも多いのでぜひ定期的に歯科を受診しましょう。