こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日もTCHが影響するお口の問題についてお話していきます。
TCHは顎関節症だけでなく、歯の痛みや歯周病、口内炎にも悪影響を与えているとご紹介しました。
次なる悪影響は噛み合わせです。
見た目はどこにも悪い所はないのに噛み合わせに違和感がある…
どこの歯医者へ行っても原因はわからない…
今まで考えられていた原因は、ストレスや不安などの心因性の問題や、末梢から中枢神経系への情報伝達や情報処理の混乱などでした。
その中で、TCHを治すと症状が緩解するケースもみられるようになってきました。
持続的に歯を接触させていると、歯の根っこの感覚が過敏化したり、閉口筋の疲労などが重なったりすることで、正しい噛み合わせであっても違和感があり、噛み合わせの位置を探ることにより歯を接触させるようになるという悪循環ができてしまうのです。
このようになると、噛み合わせの調整だけではこの悪循環のままなので、まずはTCHを治すことが大切になってきます。
TCHの持続は閉口筋だけでなく、咬筋や舌筋の疲労も引き起こします。
この疲労が、食事のときに舌や頬を咬む原因となることがあります。
特に夕食時に舌や頬を咬む人はTCHの疑いがあるので要注意です。
また、舌筋の疲労は、滑舌が悪くなることもあるといわれています。
これまでご紹介してきたように、TCHには様々な悪影響があるので意識して治していくようにしましょう!