こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、
院長の伊藤泰司です。
ここ、2,3年インプラントの相談を多く受けるようになりました。
次第に、インプラントに対する認知度も一般患者様の間に広まってきていることを感じます。
都会では以前からインプラント治療が盛んに行われていましたが、やっとその波も地方へと波及してきたようです。
インプラントが実際どのようなものかピント来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯を失った人にもう一度本物の歯のように蘇らせる技術とでも言えばよいかと思います。
隣の歯を削ってブリッジにしたり、出し入れする入れ歯にしたりしなくても良い方法です。
こんな人が来られました。
事前に十分時間をかけて、診査・診断をして、必要なレントゲン、模型,CT画像を揃えてから手術となります。
歯槽骨に専用の器械で穴を開けてインプラントを埋入して行きます。
最近は、当院ではいつも出動中のピエゾサージェリーでインプラントの穴を掘ることがあります。
その間、麻酔をしているため、痛みは感じることはほとんどありません。
インプラントを埋入して、歯肉を縫合して終わりです。
その日のうちに、仮の歯を入れることも可能です。
先ほどの人にはこのような仮歯を入れることにしました。
あくまでも仮の歯ですから、ここで無理に咬む様なことをすると、いけません。
2週間は安静を保つことが原則です。食事は最初の2週間は柔らかい物を頂いてください。それからの2週間は少し硬くてもいいです。4週目からは普通の食事でも結構です。
タバコはインプラントの成功の予後を左右する重要な要素です。
インプラントをすることによって、20年来吸っていたタバコを止められた患者様も数多くおられます。ですから、インプラントを禁煙の機会にされたらよいと思います。
この人のように2本入れるぐらいなら、1時間もあれば、手術はほぼ終了します。
これからは、インプラントが失われた歯を取り戻す方法の一つとしてますます注目を浴びてくることになると思います。