こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
梅雨も明けた海の日、朝から歯科医師会館で恒例の矯正勉強会がありました。
『口蓋裂起因する不正咬合』のスライドを見ながら、講義は始まりました。
スライドは「頻回の手術と超長期にわたる治療に耐えていただいた患者さんと保護者に感謝いたします」とまとめられていました。
当に,その通りで、もしわが子ならそこまでするだろうかと悩んでしまう症例でした。
患者様の努力と苦労を思うと本当に頭の下がる思いです。
矯正の勉強後、以前からの長女との約束でサイクリングに行きました。
最近は狭い道でも自由に小回りのきく運転が出来るようになりましたから、今回は、街中の路地を抜けて空港そして海へ行ってみることにしました。
ちょうど、空港に着くとJALやANAの大型飛行機が止まっています。
お姉ちゃんは滑走路を滑るように飛び立つ飛行機の姿を目で追って、雲の中に消えていくまでじっと眺めていました。
あの飛行機はどこへ行くのだろうか?東京かな?と思いを馳せているに違いありません。
空港まで自宅から5キロメートルの距離ですが、いい運動になりました。
飛行場の先に海が見えます。そこまで行って見ようと自転車を飛ばします。
西部浄化センターを過ぎると、防波堤に出ました。
そこから見る夕日がまた素晴らしかった。
じっと沈みゆく夕日を眺めながら、様々なことを考えてしまいます。
子供たちの将来のこと、この子が成人するころにはどんな世の中になっているだろうか?
歯医者の将来はどんなのだろう?
やがて日は沈みあたりは、少し薄暗くなってきました。
携帯からは「ご飯できたよ、カレーだよ!」その言葉に釣られながら家路を急ぎます。
「今夜はカレーだ!」と叫びながらお姉ちゃんはペダルをこいでいます。
某有名女優の考案した圧力なべを通販で家内が手に入れてからというものは、毎週日曜日はカレーの日になってしまいました。
でも、ぶつ切りのジャガイモが本当に柔らかくホクホクしていて美味しいのです。
家路を急ぐ姿は、どこにでもある一家の姿かも知れません。
そんな平凡な一日がとても幸せに感じるこの頃です。