こんにちは技工士ナカムラです。
暑さもだんだんと和らいできており、とても過ごしやすい季節となってきました。
読書の秋、食欲の秋、様々ありますが皆さんはどうお過ごしでしょうか。
さて、今年の夏に開催されたリオ五輪ですが、私には一層感銘を受けるものがありました。
今回の日本のメダル獲得数は過去最多のなんと四十一枚、同じ日本人として大変に喜ばしい事です。
その中でもとくに注目した選手について書いていこうと思います。
男子競泳の部では四百メートル個人メドレーで萩野公介選手と瀬戸大也選手がそれぞれ金メダルと銅メダルを獲得しました。
この二人のインタビュー記事を見かけて気になったので調べてみると、この二人の裏に隠された、決して平たんな道のりではないオリンピックまでの物語を覗き見ることが出来ました。
長年のライバルである彼らの出会いは小学三年生のときにさかのぼります。
萩野選手はいわゆる天才であり、初めて二人が顔をあわせた試合では瀬戸選手は萩野選手に大差をつけられ負けたそうです。
その後も萩野選手に挑み続けるも負けていたそうです。
「雲の上の存在だった。」「だから絶対に勝ってやると思った。」
この言葉を見てかなり驚きました。
記録をどんどん更新していく天才、自分とは何もかもが違う、試合で敗北するたびにそう実感せざるをえないような、圧倒的な選手。
皆さんはどうでしょうか。
自分の一歩先に常にいるような、どんなに手を伸ばしても届かないような人はいますか。
圧倒的な力の差を感じ取ったとき、大抵の人は諦めてしまうのではないでしょうか。
私には瀬戸選手の燃える闘志こそが眩しく、尊いものに感じました。
人並ならぬ努力と闘志を持ち続け、リオオリンピックという舞台にかつての「雲の上の存在」だった萩野選手と並ぶことが出来、ライバルとして競い合いメダルを獲得することが出来ました。
メダルを掲げ達成感満ち溢れた彼の顔を見ていると、メダルには何物にも代えがたい、彼のすべてが詰まっているように思えてますます彼が眩しく感じました。
決して諦めず、圧倒的な力をもつ人に挑み続ける彼は本当に輝いています。
目標をもち、燃え滾る闘志を胸にひたすら努力、努力、努力、本当に憧れます。
何事もあきらめず、彼のような姿勢で物事に取り組んでいきたいです。