こんにちは、広報・受付担当トガワです。
災害などでライフラインが途絶え、さまざまな生活用品を失ってしまうと、十分なオーラルケアをおこなうことが困難となります。
このような状況のなかではお口の健康はもちろん、全身疾患のリスクが高くなります。
1995年に起きた阪神大震災では誤嚥性肺炎により多くの方々が亡くなりました。
では歯ブラシや水が不足する被災地では、どのようにお口のケアをすればよいのでしょうか。
歯ブラシが無ければ、指にきれいな布を巻いて歯を拭くだけでも効果はあります。
歯ブラシがなくても、水があればうがいだけでもしましょう。
また、入れ歯を使っている場合は、定期的に外して特に内側(歯肉と接触する側)をよく拭いたり洗ったりしましょう。
入れ歯には菌がつきやすいので、汚れたままだと誤嚥性肺炎が起きやすくなります。