こんにちは、広報・受付担当トガワです。
さし歯の先が欠けてしまった!!
そんなとき、場合によっては修理できることがあります。
修復物が欠けた場合は、再製作が原則ですが、修理で対応できることもあるので、まずはご相談ください。
もし修復物が欠けてしまったときには、欠けた破片も一緒にお持ちください。
きれいに割れている場合は接着して戻せることもあります。
ではさし歯の修理の手順をご紹介します。
まず、欠けた部分をごく一層削ります。
これは、接着を妨げるものを取り除き、新鮮な面を露出させ、なおかつ表面に微細な凹凸をつけて、リペア材の付きをよくするためです。
それから、接着しやすいように、リン酸やシラン処理剤などで表面を処理して、欠けた部分にコンポジットレジンを盛り足していきます。
キレイに盛り足せたら硬化させてできあがりです!
次に、コンポジットレジンの詰め物の一部が欠けてしまった場合の修理はどうでしょうか?
レジン同士の接着は実は複雑なので、これはケースバイケースとなります。
一度硬化してできあがったコンポジットレジンの詰め物に上からコンポジットレジンをただ盛り上げただけではくっつかないので、別の素材を使って修理することになります。