歯のこと

できるだけ歯をけずらない治療

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

「金属の詰め物が外れちゃった…一度外れたものを付け直しても大丈夫?」

金属の修復物はめったに外れませんが、お餅やアメ、チューイングガムなどの粘着力で外れてしまうことがあります。

その場合、修復物に問題がなければそのまま戻してもOKです!

ミニマルインターベンションの考え方というものがあり、簡単にいうと、「健康な歯をできるだけ削らない治療」という意味です。

ミニマルインターベンションは、次の5つの原則から構成されています。

できるだけ歯をけずらない治療

      1. 口腔内細菌の改善
      2. 患者教育
      3. う窩を形成していない初期エナメル質および象牙質う蝕の再石灰化
      4. う窩を形成した病変への最小限の外科的侵襲による修復処置
      5. 修復物のリペア

5つの原則のうち1、2、3をわかりやすく言うと、
「細菌の数をコントロールして口の中を清潔に保つ
「むし歯がなぜできるのか患者さんに教える
「穴のあいていないむし歯は削らずに積極的に再石灰化させよう」
ということです。

4、5は「むし歯で穴があいてしまったところは、健康な歯をできるだけ削らないで接着を用いた治療をし、欠けたり、むし歯になったりした修復物は修理しよう」という意味です。

むし歯の進行度にあわせて、できるだけ歯を削らない治療法を選んでいるんですね^^

 

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