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読んで欲しい一冊・「夢を売る男」百田尚樹著

こんにちは、技工士のナカムラです。

ジメジメしていやな季節ですがこんな日には好きな本を読むのが一番です。

さて、今回ご紹介する本は作家と書店、出版社にとってどうなんだろうと思ってしまいます。

帯付に「大爆走」とありますが、まさにその通りなのです。

この本の主人公から見た作家百田尚樹への感想を述べている所などは百田尚樹らしいなと思いました。

そして百田尚樹自身が普段マスコミに発言している言葉もでてきます。

ただ、出版界を舞台にした掟破りのストーリーでは終わらないのが百田なのです。

「知っているか?現代では、夢をみるには金がいるんだ」と言っておきながら、「編集者が本当にいい原稿だと心から信じるものなら、出す。そして出す限りは必ず売る!」と言う言葉があります。

もちろんそこにはお金は存在しない、本当の夢を売るのです。

この三行は本を読まないと分からないと思いますのでぜひ読んで下さい

何でもないストーリーに思える内容を、何でもなくしてしまうのが百田尚樹のすごいところだと思います。

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