こんにちは、広報・受付担当トガワです。
パーキンソン病とは、脳内の神経細胞が変性してドパミンという物質が減少することで、さまざまな運動障害が起きる病気のことです。
振戦、無動、固縮、姿勢反射障害が、その四大症状です。
●振戦…指や手、足などに多くみられるふるえ
●無動…動作が緩慢になる *小幅で歩いたり、声が小さくなる等
●固縮…手足の筋肉が固くなり、関節がスムーズに動かなくなる
●姿勢反射障害…反射的に姿勢を変えることができなくなる
これらの症状が口やのどにも起こると、摂食・嚥下障害となります。
とりわけ、頬や舌の筋肉が固くなり、ゆっくりした動作しかできなくなると、噛みにくい、飲み込みにくい、話しにくいなどの症状が起こります。
こうした症状からも、パーキンソン病であることがわかることもあります。
唇や舌がふるえることもあります。
やはり、誤嚥や窒息を起こさないように充分な注意が必要です。
◎パーキンソン病の場合の食事の注意点
⇒正しい姿勢で
⇒のどに送り込みやすいものを
⇒少ないパワーで飲み込めるものを
⇒あまり噛まなくて良いものを
⇒薬がよく効き、しっかり目覚めていて、動きの良い時間帯に食べる
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
『「食べる」介護がまるごとわかる本』参照