こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トガワです。
先日は、院長先生が広島大学時代の口腔外科の実習で、お世話になった三次正春先生が来院されました。
三次先生は日本を代表する口腔外科専門医です。
今回三次先生は、先生が立ち上げられた「日本オートトゥースボーンバンク」のお話でご来院されました。
ところでみなさん、抜いた後の歯はどうされていますか?
当院では抜いた歯は記念として患者さんにお渡ししていますが、捨ててないですか?
日本オートトゥースボーンバンク(JABB)とは、抜けた歯を利用した骨移植サービスのことなのです。
このオートトゥースバンクは、韓国で開発された自家抜去歯を利用した新しいサービスです。
韓国からの技術供与により、三次先生が㈱BTS Japanを高松市に設立され、抜去歯・Auto-Tooth Boneの集配、調製処理を行っています。
さてここで質問です。
歯は感染しないということはご存知ですか?
JABBはその歯が感染しないことを応用した、インプラントをはじめとした口腔外科手術に、抜去歯を使用する骨移植技術なのです。
たとえば、上顎にインプラントを埋入する際、上顎洞粘膜を突き破ってしまった場合でも、自分の歯を使った骨移植を行えば、粘膜が再生するのです!
抜いた歯の保存期限は約5年間。
今までムダになっていた抜けた歯がもう一度活躍する場が得られるのです。
とても画期的な治療法だと思いませんか?!
この企画に賛同いたしまして、当院でも親知らず等の抜歯のときに自家骨移植のお話をさせていただきます。
歯を失った患者さんに対して、体に優しく為害作用のない優れた治療になるものと確信しています。