こんにちは、広報・受付担当トガワです。
専門的口腔ケアを根付かせるためには、重要な役割を担う歯科衛生士が、病院や介護施設などの施設で、歯科衛生士法に定められた
- 歯科予防処置
- 歯科診療補助
- 歯科保健指導
以上の3つの役割を発揮できるように条件の整備を行うとともに、療養病床や介護老人保健施設等に、歯科に関わる管理責任者として歯科医師と歯科衛生士を配置することが望まれます。
専門的口腔ケアに対する重要性がまだまだ定着していない原因の背景には、経済的な問題があります。
歯科を併設する余裕のない中小病院では、地域の開業歯科医師と連携し、入院患者への歯科訪問診査・診療、専門的口腔ケアが受け入れられる体制作りも必要です。
介護認定にあたって歯科医師による意見書の提出、ケアプランへの口腔ケアの組み込みなど、歯科医療の関与を強めるような制度改善も重要です。
一定規模以上の精神科病床を有する病院、障害者施設には歯科の併用が望まれています。