こんにちは、インプラントと予防歯科・審美歯科・ホワイトニングで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トガワです。
今日は、『パノラマX線写真による骨粗鬆症スクリーニング法』という本を紹介します!
初めて来られた患者さんや、お久しぶりの患者さんで口腔内を総覧的に診る必要の方には、最初にお口の大きなレントゲン写真、「パノラマX線写真」を撮らせていただいています。
このパノラマX線写真から、歯科医が無自覚の骨粗鬆症の患者さんをスクリーニングし、医科に紹介できれば素晴らしいね!というのが今回紹介する本の大筋です。
日本の骨粗鬆症患者は約1.200万人といわれています。
しかし、骨粗鬆症には自覚症状がないため、専門医を受診しない人が多いのです。
そこで!
多くの人が受診する歯科医で、パノラマX線写真から骨粗鬆症のリスクがある患者さんを見つけることができれば、患者さんにとって非常に有益なことだと思いませんか!?
この本では、パノラマX線写真から骨粗鬆症をスクリーニングする方法が詳しく載っています。
該当するパノラマ写真も数多く掲載されてとてもわかり易くなっています。
現在までに、国内外を通じて開業歯科医院で実際に骨粗鬆症スクリーニングを行っているのは、広島県と愛知県が知られています。
愛媛県は現在県歯科医師会の松本秀樹先生を中心とされ、今後本格的に導入される見通しです!!
骨折してから骨粗鬆症だと気付くのではなく、歯科医に行って、パノラマレントゲンを撮って骨粗鬆症を発見できるようになれば良いですよね^^
そうなれば、今まで以上に歯科のパノラマX線写真に信頼が持てるようになりますね?