こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
秋らしい気候が続いていますね！
当院でもナース服の上からカーディガンを羽織るスタッフも増えて、改めて季節の変化を感じます。
体調を崩さないように、しっかり体調管理をしていきましょうね！
さて今日は、前回に引き続き『タバコと歯周病』についてのお話、part3です。
歯周病の治療では、比較的出血の少ない非外科的療法や、小手術である外科的療法および再生療法などが行われます。
しかし、どの治療においても、喫煙者は治りにくい！というデータが分かっています。
すなわち、喫煙者では歯周ポケットの減少や歯周組織の再生といった、治療による改善効果が劣ってしまうのです。
治癒反応は喫煙量の多さに比例して悪く、抗菌剤の効果も喫煙者の方が非喫煙者より低いことも分かっています。
次に、インプラントと喫煙の関係についてお話します。
インプラント治療とは、むし歯や歯周病などにより失われた歯の代わりとして、顎の骨の中にチタン製の人工歯根を植え込む治療法です。
インプラントと骨の結合には血液の供給が重要となりますが、喫煙者では血管収縮等により十分に行き渡りません！
また、術後の感染や傷口の治りが遅れるといった問題も起こりやすくなります。
喫煙者ではインプラント脱落の確率が高まってしまうのです！
このようなことから、歯周病治療やインプラント治療を行う際には、より良い結果のためにも禁煙がとても大切になってくるのです。