こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長 伊藤泰司です。
先週の日曜日、歯科医師会館で「日本歯科東洋医学会」の中四国支部総会がありました。
私も日常診療にも東洋医学を応用できないものかと常々思っていましたので、早速参加して勉強させていただきました。
午前には福山大学薬学部講師 漢方薬局 誠宏堂主宰小林 宏 先生の「東洋医学を知るために」-西洋医学とのコラボレーションという演題でとても楽しく、わかりやすい講演で、一気に東洋医学に興味を持つことができました。
午後からは西洋医学の立場から西田亙先生(愛媛大学大学院 分子遺伝制御内科学 特任講師)の糖尿病と歯周病の関係の深い関係、歯科医師が知っておくべき情報を講演していただきました。
その後、山口県周南市開業 日本歯科東洋医学会認定医、指導医表川実哉先生の豊富な歯科東洋医学臨床から鍼灸漢方をいかに臨床に生かしているかをスライドを交えて講演していただきました。
歯科の疼痛の除去には針灸がとてもよく効くということで、先生は積極的に導入をされていました。
「日本歯科東洋医学会」とは、「全身の状態が口腔に投影される」という東洋伝統医学の教えを礎に、現代歯科医学の診査・診断法とは少し目線を変え、鍼灸・漢方・気功・食養をはじめとする東洋伝統医学療法を日常歯科臨床の一助となり得ると確信している歯科臨床家集団です。
また、健康志向が高まる中、末病の発見、健康の保持・増進という立場からも東洋伝統医学は西洋医学とは異なった魅力溢れるものであるといえます。
そのような東洋医学に本日は触れられとても感銘を受けています。
これからの日常診療に少しづつですが、導入していこうと思っています。