こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
診療終了後、私のブログに何度も登場する和田精密歯研K君が怪しげなクロム色をした四角い箱を大事そうに持ってきている。
いつもの満面の笑顔で診療室に入るや否や、「先生、凄いものが手に入ったのですよ。これでインプラント手術能率アップは間違いなしです。」
かなりの自信作のようで、こっちが催促しないのに慣れた手つきでデモに入っていきます。
「これは『ユニバーサル ストッパー テクニック』と言う商品で、韓国からやっと入って来たのです。インプランに熱心な先生に真っ先にと思い持ってきました。」
嬉しいことを言ってくれます。お世辞とは分っていても嫌な気分じゃない。
彼もだいぶおべんちゃらが上手くなって来たようです。
「世界的に有名なインプラントメーカーのドリルのストッパーとして使えます。ただしドリル直径が4.2mmまでなんですが・・」急に真顔になって熱く語りだす彼。
「ドリルにこのマウントを付けて、後はこのストッパーを入れていくだけです。マウントをつけたドリルの長さを測って、埋入したい長さを予めctで知っていたらその差だけのストッパーをつけるだけです。ここは簡単な計算です。」
おいおいインプラント手術中に簡単な計算はないだろうと思いきや、滅菌できるため手術前に本日使用するドリルに装着しておくとよいそうです。
「マウントは別売ですが手術で使用するドリル本数分購入しておくとあわてないで済みます。」
なるほど、理屈は合うし、その真摯な態度に思わず頷いてしまう。
でもマウントを複数本購入を勧めるところはさすが商売が上手い。
デモをいろいろさせていただいたが、なるほど便利である。
サイナスや下歯槽神経管に近接したシビヤなケースでは威力を発揮しそうです。
一通りデモが終わると、たぶん購入するであろう自分がそこには居た。
K君また遊びにいらっしゃ~い。
いつでもお待ちしています。