こんにちは、インプラントと予防歯科・審美歯科・ホワイトニングで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
今回は『プラーク顕微鏡検査』についてお話したいと思います。
どのような検査かというと、患者様のお口の中の磨き残しや、歯に付着したプラークを少し採取します。
そして位相差顕微鏡を通してモニターに「歯周病菌」を映し出します。
実はたったこれだけのことなんです!!
この検査で何が分かるのかというと、お口の中にいる現在の「菌」の状態を確認することができます。
現在むし歯や歯周病になりやすい状態なのか、これからどういう状態になっていくのか、という事が分かるというわけです。
当院では、初診で来られた患者様で「歯周病ではないだろうか?」「お口の中の口臭が気になる・・・」と相談される方を中心にこのプラーク検査を実施しています。
また、検査には手間や時間はかかりません。
この「位相差顕微鏡検査」でいろんな情報が得られ、治療や予防に役立つのです。
レントゲン写真と同等の意味合いを持つ検査といっても言いすぎではないでしょう。
お口の中の状態を知るためとはいえ、「何だか怖いからいいわ~」「そんなもの見たくない!!」といって目をそむけたくなるお気持ちは私たちも十分理解しています。
しかし、放置しておいても良くはならないことも現実なのです。
歯や歯茎に自覚症状がない方も、1度は位相差顕微鏡検査を受けにご来院ください。
難しく考えがちですが、「位相差顕微鏡検査」は歯周病治療に使うだけのものではありません。
歯周病の自覚症状がある方はもちろんですが、自覚症状がない方、お子さまからお年寄りまですべての年代の方に「位相差顕微鏡検査」の意味があると思っています。
検査方法も至って簡単で、プラークを採取して顕微鏡で見るだけです。
痛みも全くなく、数分間で結果が出てきます。
ぜひ1度「お口の中ってどんなのかな~??」という興味本位でかまいませんので「プラーク・顕微鏡検査」を受けに当院にいらしてください。
もちろん結果は詳しく担当の医師、歯科衛生士からお伝えさせていただきます。
お口の中の細菌を実際に見ることにより、自然と歯磨きを真剣にするようになります。
そしてこれからどのようにしてお口の中の状態を良くしていくか、または良い状態をキープしていくか一緒に考えていきましょう。
次回は「プラーク・顕微鏡検査」の流れを詳しく見てみましょうね。