治療

骨の中に入っていた親知らずの抜歯

こんにちは、予防歯科インプラントホワイトニング審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、受付・広報担当カワゾエです。

今日は先日行われた抜歯についてお話したいと思います!
このレベルの抜歯は当院では日常茶飯事に行なわれています。

今回の抜歯は「骨の中に入っている親不知の抜歯」です。

患者様Sさんは、平成17年から当院に定期健診に通われていました。

歯並びを気にされていたので、O矯正歯科に依頼して矯正をしていました。

今回、O矯正歯科から左下8番(親不知)の抜歯依頼がありましたので当院で抜歯を行うことになりました。

骨の中に埋まっている状態で、一切親不知は見えておらず、レントゲンを見てみると、少し手前の7番の歯に向かって生えていました。



まずは、親不知を見える状態にするために、メスで歯肉を切っていきます

ある程度、親不知が見えてきたところでピエゾサージェリーで骨から歯を剥がしていきます。


そのあと、ゼックリアバーで斜めに歯を切断していきました。

半分に分割したところで、次はへーベルを使って脱臼させていき、まずは半分を取り出しました。

あと残りの半分を、またピエゾで骨から剥がしていき、へーベルで脱臼させ抜いていきました。

抜けた後は、中をキレイにソーハしていき、止血の為に止血材を入れて縫合していきました。



斜めに向かって生えていて、骨の中に入っていたので、気を使う抜歯でしたが、Sさんもとても頑張ってくれました。

次の日、消毒に来てもらったときには痛み止めは飲んでいるようでしたが、しびれもなく口もいつもと変わらないくらい開けれているのを見て、一安心しました。

Sさん、よく頑張ってくれました。

お疲れさま。

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