みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回は、7月19日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part5をご紹介します。
今回ご紹介する患者様は、4年程前にも当院でインプラントを植立されました。
昨年11月頃から左下6番目の歯が腫れ、痛みも強かったため、根っこの治療を行っていましたが、ヒビが入っていたことが分かり、炎症が治まったら抜歯をしてインプラントにすることを希望されました。
画像を見ながら、手術の流れや費用、植立後の補綴物について説明させていただき、12月に痛みが無くなってきたので左下6番目の抜歯を行いました。
※右端のインプラントは前回植立したものです。
そして今回、左下6番目に1本のインプラント植立が決まりました。
当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置、CGFのための採血を行います。
麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。
まずは歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。
ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。
開けた穴にCGF(患者様自身の血液のみで作られた血小板と成長因子を多く含んだゲル)を入れ、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。
こうして順調に植立が完了しました。
しっかりとインプラント埋め込まれた後は、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。
手術の数時間後に症状の確認のお電話をしたところ、痛み止めは1錠飲んだが、出血、腫れ、痺れのいずれも無いとのことでした。
翌日、消毒に来院された際は痛み等の症状はないとのことで一安心です。
次回の津山先生のインプラントオペは11月3日を予定しています。※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。