みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回は、3月20日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part8をご紹介します。
今回ご紹介する患者様は、長く当院に通われている患者様です。
まめにメンテナンスに来院されいるのですが、去年4月頃、右下4本を固定していたワイヤーが取れかけ、再度付け直すも状態が良くないため、抜歯後にインプラント植立を希望されました。
今回、右下6番目・7番目に2本のインプラント植立となりました。
当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置、CGFのための採血を行います。
麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。
まずは手前の歯から、歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。
ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。
開けた穴にCGF(患者様自身の血液のみで作られた血小板と成長因子を多く含んだゲル)を入れ、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。
続けて奥の歯ですが、津山先生が行うインプラントオペでは、植立する部位が隣りあう位置であっても、同時に穴を開けてたり植立は行わず、必ず1本づつそれぞれの工程を行います。
しっかりとインプラント埋め込まれた後は、仮歯を入れ、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。
翌日、消毒に来院された際は痛み等の症状はないとのことで一安心です。
次回の津山先生のインプラントオペは7月19日を予定しています。
※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。