みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回は、3月20日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part7をご紹介します。
今回ご紹介する患者様は、去年の8月、元々金属のかぶせものを入れていた左上の7番目の歯に動揺があるため来院されました。
しばらく、噛み合わせなどを調整し経過をみていましたが、浮いた感じがして動揺も気になるため抜歯を希望されました。
抜歯後は、今はブリッジを入れている右下の6番目の歯も併せてインプラントを植立を希望されました。
ということで、左上7番目に1本、右下6番目に1本、合計2本のインプラント植立が決まりました。
当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置、CGFのための採血を行います。
麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。
1本目は右下から。
歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。
ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。
開けた穴にCGF(患者様自身の血液のみで作られた血小板と成長因子を多く含んだゲル)を入れ、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。
続いて2本目の左上も同じように植立していきます。
しっかりとインプラント埋め込まれた後は、仮歯を入れ、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。
3日後、消毒に来院された際は右下が少しだけ痛むとのことで、消毒とレーザー治療を行いました。
その3日後の来院の際は痛みはないとのことで一安心です。
次回の津山先生のインプラントオペは7月19日を予定しています。
※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。