みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回は、2020年11月3日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part7をご紹介します。
今回の患者様は、2020年7月に左下にも3本のインプラントオペを受けられました。
上の前歯には、右上の3番目から左上3番目まで繋がった長いブリッジが入っていましたが、今までに何度も脱離を繰り返していたため、インプラントを植立し新しくブリッジを作り変える事をおすすめしました。
そして今回、右上2.1番目左上1.2番目の合計4本のインプラント植立が決まりました。
当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置、CGFのための採血を行います。
今回のオペの採血は院長が担当しました。
CGFとは、患者様自身の血液を専用の遠心分離器で血液を遠心分離して生成した「フィブリン」と傷の治癒や組織の再生に有効な血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊です。
インプラント手術では、骨が足りない部分にCGFを填入したり、膜状にして骨を覆うことで、骨密度が低い人や顎の骨が薄い方など、インプラント手術の可能な範囲が広がり、その後の傷の治癒や骨組織の再生の促進が期待でき、治療期間も短縮できるため、津山先生のインプラントオペでは必ず使用します。
麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。
まずは右上2番目の歯から、歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。開けた穴に、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。続けて隣りの歯も同じ要領で植立していきます。津山先生が行うインプラントオペでは、植立する部位が隣りあう位置であっても、同時に穴を開けてたり植立は行わず、必ず1本づつそれぞれの工程を行います。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。開けた穴に、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。続けて隣りの歯も同じ要領で植立していきます。津山先生が行うインプラントオペでは、植立する部位が隣りあう位置であっても、同時に穴を開けてたり植立は行わず、必ず1本づつそれぞれの工程を行います。
こうして順調に4本分の植立が完了しました。
しっかりとインプラント埋め込まれた後は、仮歯を入れ、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。
翌日、消毒に来院された際に症状を確認したところ、痛みもないので痛み止めはいらない!とのことで一安心です。
次回の津山先生のインプラントオペは2021年3月20日の予定です。
※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。