みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院カワニシです。
今回は、11月3日の津山先生のオペを受けられた患者様のオペの様子Part4をご紹介します。
今回の患者様は、去年2月、過去に植立した右上7番目~4番目のインプラント4本のうち、真ん中の2本が脱落してしまいました。
3月に津山先生に確認していただいた所、脱落した部位の骨が薄くなっていたことが分かったため、骨を作るためにコラーゲンを使用した骨材製剤を入れ、骨ができるのを待っていました。
そして今回、骨ができていることが確認できたので、右上6番目5番目のインプラント植立が決まりました。
当日の様子は、まず診療室に入っていただき、簡単にお口の中の全体的なお掃除と麻酔、仮歯を外す処置を行います。
麻酔が効いている事が確認されると、すぐにオペ開始です。まずは手前の歯から、歯茎から骨の部分まで、穴開けパンチの要領で穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。
くりぬいた部分の歯肉を取り除き、次は骨に穴を開けていきます。
ドリルの先端を細い物から徐々に大きい物に変えながら、植立するインプラント体のネジの部分を除いた胴の部分の太さに合わせた大きさの穴を開けていきます。
開けた穴に、専用道具を使ってネジを締めるように長さ2センチ程のインプラントを骨に埋め込んでいきます。
続けて奥の歯も同じ要領で植立していきます。
津山先生が行うインプラントオペでは、植立する部位が隣りあう位置であっても、同時に穴を開けてたり植立は行わず、必ず1本づつそれぞれの工程を行います。
こうして順調に2本分の植立が完了しました。
しっかりとインプラント埋め込まれた後は、仮歯を入れ、動揺がないか、噛んだ時に当たらないかなどを確認して、最後にパノラマ写真を撮影して今回のオペは終了となりました。
翌日、消毒に来院された際に症状を確認したところ、痛みはないとのことで一安心です。
次回の津山先生のインプラントオペは2021年3月を予定しています。
※今回のオペの内容及び写真画像等は、患者様の承諾を得て掲載しています。