こんにちは、広報・受付担当トガワです。
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- 原因のひとつは細菌です。お口を清潔に!
すでにBP剤を飲んでいる方は、毎日の歯磨きをていねいに行い、歯科のクリーニングに定期的においでください。
お口の中の細菌は、顎骨の壊死のリスクになってしまいます。
そこで発症の予防に効果があるのが口腔ケアです。
これらか服用するという方は、その前に歯科を受診し、抜歯などの必要な治療をあらかじめ済ませましょう。
服用を開始してからも定期的にお口の健康チェックを受け、お口の清潔を保っていきましょう。
入れ歯によるキズも骨壊死のきっかけになります。
キズや炎症を防ぐため、入れ歯の清掃をていねいにし、調整には定期的に通いましょう。
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- 抜歯をするなら休薬してから
抜歯ばどの外科治療が必要な場合は、歯科医師が骨粗鬆症の治療の主治医と連携を取り、歯科治療の準備のための休薬の相談をします。
医科の主治医の判断で休薬をすると、約3ヶ月後には顎の骨の代謝が一巡し、薬の影響が減ってきます。
抜歯後はしっかりと縫合して、細菌感染を防ぎます。
ただ、がんの転移を防ぐ注射薬のBP剤をお使いの患者さんは、休薬が望ましくないことも多いです。
この場合は通常、抜歯よりもがん治療を優先することになります。