みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院です。
あごが痛い、口を大きく開けづらい、お口の開け閉めのときに「カクッ」と音が鳴る…そんな症状に心当たりはありませんか?
これらは「顎関節症(がくかんせつしょう)」の代表的なサインです。
顎関節症は、あごの関節や筋肉に不調が起こることで、食事や会話がつらくなってしまうこともある、お口の身近なトラブルのひとつです。
原因は、歯ぎしりや食いしばり、ストレス、噛み合わせの乱れ、頬杖やうつ伏せ寝・・・といった生活習慣など多岐にわたり、近年ではスマホやパソコンの長時間使用による姿勢の悪さも関係しているといわれています。
治療法としては、あごの負担を軽くするためのマウスピース(スプリント)療法や、噛み合わせの調整、生活習慣の見直しなどがあり、症状の程度によって対応は異なります。
「そのうち治るだろう」と放っておくと悪化してしまうこともあるため、違和感を感じたら早めにご相談ください。
