ヨロブン アンニョンハセヨ。
予防歯科とインプラント・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、歯科衛生士のイシカワです。
前回に引き続き韓国旅行日記・・・二日目です。
一日目に遅くまで起きていたのにもかかわらず二日目は6時半起床です・・・。
なぜかというと この日は「板門店ツアー」の日で8時半集合だからです。
朝ごはんにアワビ粥を頂き いざ集合場所へ!!
板門店とは・・・韓国と北朝鮮を分断しているにある「非武装地帯」の真ん中に位置している「韓国」と「北朝鮮」の話し合いが行われる「軍事停戦会議」のある場所です。
ここは海外旅行者しか行くことができず、服装制限や行動制限があり安全も保障されていません。
(何かあっても保障しません・・・などとか書いてある宣誓書にサインをしないと観光できません)
写真を撮る場所も制限されているのであまり写真が無いのですが・・・
青い建物が「軍事停戦委員会 本会議場」です。
韓国の兵士たちが北朝鮮の方をずっと見ていました。
バスから降りてこの建物の中に入るまで二列に並んで歩く・人と人との間隔をあけない・指を指さないなどの注意事項を聞き 寒さと緊張のあまり回りの景色を見ることが出来ませんでした・・・。
この中で韓国と北朝鮮の話し合いが行われるそうです。
左側の兵士はツアーの途中からツアー客を守るためにバスに乗ってきました。
なにかあったらこの兵士が守ってくれるそうです。
右側の兵士は会議場内を警備しています。
この兵士は分断線の真ん中に立っていました。
真ん中の雪が積もっている所が分断線です。
建物の中だと北朝鮮の領土に行けるのですが外で一歩でも出ようとしたら撃たれるかも・・・・・と言われました。
北朝鮮側の建物から常に北朝鮮の兵士が狙っているそうです。
外では建物から半分だけ体を出して北朝鮮側を見張っています。
人形かと思うくらい動きません・・・(寒そう・・・)そしてみんな無表情・・・(怖いです・・・)
サングラスをしているのは北朝鮮の兵士と目が合って争いごとが起こるのを避けるためだそうです。
写真には写ってないのですが兵士はみんな拳銃を持っていました。
ここに来るまでは 単なる観光気分で参加したのですがバスの中でガイドさんから韓国と北朝鮮との関係、歴史などを聞き知らなかった事実を知り、実際建物などを見学し、とても勉強になり考えさせられました。
朝鮮半島は朝鮮戦争によって分断され 今は戦争が終わったのではなく休戦中だそうです。
それぞれの国に家族が分かれて住んでいたりして今も会えない状態です。
4年前のトリノオリンピックの開会式で韓国と北朝鮮が合同で入場行進をしていたことを思い出しました。
両国民の願いなのでしょうね・・・・。
同じ民族が二つに分かれてしまうということのつらさについて少しわかった気がします。
それでは 続きはその3で・・・・。
アンニョン!