勉強会

訪問診療における口腔ケアについて②

こんにちは!衛生士イリエです^-^

今回のブログは前回の勉強会のお話の続きです(^ω^)

在宅歯科医療の問題点は
基礎疾患による問題
歯科診療上の問題
口腔ケアの困難性
そして”急変を防ぐ必要”がどれにもあてはまります。

訪問診療における口腔ケアについて②

訪問診療における口腔ケアについて②

①の基礎疾患による問題では、主に認知症やマヒ抗凝固剤の服用(出血がとまりにくい)、ビスホスホネート計の薬の服用(骨粗鬆症の薬、骨炎を起こす可能性)があります。

第一は意識がるかどうかで方法が変わってくることです。

②歯科診療上の問題では、機械など操作上の問題、指示をしてきちんと理解してくれるのか、マヒなどがあると姿勢の保持も難しいこと、治療中に使われる水をあやまって誤嚥してしまう(口腔ケア性肺炎もある、汚れがひどくケア中に誤嚥し発熱する場合など)があります。

口腔ケア前にしっかりと説明することが大事です。

③口腔ケアの困難性では、マヒのある患者さんはセルフケアの困難が考えられます。
老老介護や独居により十分なケアが受けられない人もいます。

また認知症の患者さんは理解力の低下や拒否、暴力などもあり、言ったことを覚えてないので、何度も伝えなければなりません。

このように口腔ケアにもたくさんの問題や困難なことがあります。

次回は具体的にそれぞれの患者さんへの対応について書きたいと思います。

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