こんにちは、スタッフのトヨタです。
先日、当院で行われた親知らずの抜歯のお話をしたいと思います☆
今回抜歯された患者さんは、はじめに左下の親知らずが虫歯になって痛むので他院で診てもらったそうです。
ですが、他院では切開していかなければ抜くことができないと言われたため、抜けるなら当院で抜いてほしい!とのことで来院されました。
パノラマレントゲンを見ても分かるように、親知らずが大きな虫歯になっています。
そして、水平埋伏で神経に当たっている可能性があったため、CTを撮影しました。
神経から約3.6㎜と距離はあったものの、下の根っこは神経にとても近いです。
無理に抜歯してしまうと麻痺の可能性が出るため、場合によっては歯冠だけを取り除き、根っこだけを残しての抜歯になるかもしれないと患者さんには説明し、納得いただいてから抜歯をはじめました。
頭が少し見えている状態だったので、まず歯ぐきを切開していき、周りの分厚い骨を削っていきます。
思っていたよりも、親知らずが骨に埋まっていたので削るのに苦労しましたが、歯冠を分割し、残るは根っこのみとなりました!
根っこも分割して抜歯していきましたが、下側は神経に近かったので、圧迫しないよう慎重に抜いていきます。
抜歯開始から約20分で、根っこまでキレイに抜けました!!!
患者さんに抜歯後の状態を見てもらいましたが、こんなに大きな穴が開いてる!!とビックリされていました。
最後にもう一度パノラマレントゲンを撮影し、抜き残しがないか確認しました♪
痛みの原因がなくなり、スッキリされたご様子でした^^
お疲れ様でした☆