こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、衛生士アオキです。
ミュータンス菌をはじめとした虫歯の原因菌は、いったいどこから来るのでしょうか。
生まれたばかりのときはミュータンス菌は口の中に存在していませんが、乳歯が生える頃になって口の中に検出されるようになり、学童期になるとほとんどの子供にミュータンス菌がみられます。
この虫歯の原因菌は母親から移っているのです。
一滴の唾液でもミュータンス菌は感染します。
口移しや、食事中に同じスプーンを使うことを避けましょう。
母子感染を極力防ぐためには、まず母親のミュータンス菌を減らすことが大切です。
口の中の管理をしっかりしましょう。
ところで、たとえ虫歯の原因菌が口の中にたくさんいたとしても、歯に引っついて住み着かなければ虫歯は起きません。
歯に引っつくのは、砂糖をミュータンス菌が分解して、水に溶けにくいデキストランという粘着性の物質を作るからです。
デキストランに細菌が集まって歯垢ができます。
甘いものをエサにして虫歯はベトベトした歯垢を作って歯の表面に引っつき、歯垢の中で虫歯菌は、どんどん酸をだして歯をゆっくり溶かしていくのです。