皆さんこんにちは、衛生士ウサミです。
寒い日が続いていますが皆さんはいかがお過ごしですか?
松山では珍しく雪が何日も降っていました。
通勤が自転車なので寒さが身にしみます。
マフラーと手袋は必須アイテムです。
最近ではインフルエンザが流行しているようです。
今年のインフルエンザはB型が多く、またの名を『隠れインフルエンザ』と呼ばれているようです。
風邪の症状に似ており高熱が出ないケースが多く、くしゃみや鼻水、せきが出るそうです。
周りで似たような症状がでている人がいれば気をつけた方が良いかもしてません。
外から帰ったり食事をする前には手洗いうがいをしましょう!
毎日の健康を保つために、睡眠や食事も大切ですが、口腔ケアも重要となります。
今日は皆さんが忘れがちな舌のケアについてお話したいと思います。
舌も同じように汚れていきます。
舌の汚れは、口臭の原因になる要因の1つです。
放置しておくと付着した汚れが腐敗していきそこに雑菌が繁殖してますます口腔内が不潔になります。
なぜ舌に汚れがつくのか疑問に思ったことはありますか?
口腔内の粘膜や舌は皮膚と同じでターンオーバーをしています。
その垢となってはがれた細胞が舌の表面に付着します。
舌は1日でターンオーバーをします。
舌の表面はびっしりと微細な突起で敷き詰められているので汚れがつきやすくなっています。
溜まった汚れは白い苔のように見えることから舌苔(ぜったい)と呼びます。
舌苔が口臭の1つということは冒頭でもお話しましたが、他にも味覚を鈍らせたり舌の細菌が肺に入って肺炎の原因にもなったりします。
高齢になると運動神経と同様反射神経も少しずつ衰えてきます。
肺に入ったことに気付かずに咳きこまないでいると肺に入った細菌のせいで炎症を起こしてしまいます。
それが誤嚥性肺炎といいます。
肺炎は日本人の死亡原因の第4位です。
舌のケアについてですが、皆さん歯ブラシでゴシゴシしているのをよく耳にしますがそれはできる限り控えてください。
なぜなら歯ブラシは舌ケアには向いていません。
舌のふさふさした突起はすごく細かい為ブラシの毛先の方が太いです。
なのでブラシでこすると逆に汚れをつけてしまったり舌を傷つけてしまうことがあります。
過度な刺激は舌癌(ぜつがん)の発生リスクを高めてしまうこともあります。
ですので舌専用の清掃用具である舌ブラシや舌ベラを1日1回朝食前に行うことをオススメします。
歯と違っておそうじしすぎもよくないので奥から手前に滑らせて舌苔をすくっていきやさしくなでるようにケアするのがポイントです。
歯磨き粉などは使わず専用のジェルを使うともっと効果がアップするようです。
皆さんも是非試してみてください。
今後の参考になれば嬉しいです。