こんにちは、広報・受付担当トガワです。
前回矯正治療について少しお話しましたが、歯の表面に金属を張り付けてワイヤーを通す矯正治療は、むし歯になるリスクが高まります。
そんなとき、以前からご紹介していたキシリトールが大活躍するのです。
矯正治療中に、キシリトールガムを食べることで、プラークの中のミュータンス菌が変化するかという調査の結果、調査前はミュータンス菌のリスクはハイレベルでしたが、キシリトールを1ヶ月食べるとリスクのレベルが低くなり、リスクレベルの低い割合が増えました。
また、プラークのなかだけでなく唾液中のミュータンス菌も減少することがわかりました。
こうしてキシリトールは、矯正治療中の方にも効果的ですが、それだけでなく、妊娠中の方にも良い効果が表れることが研究によりわかっています。
妊娠6ヶ月目からキシリトールを13ヶ月間食べ続けると、その子どもが生後1歳の時点でミュータンス菌が見つかる確率が、キシリトールを食べていない母親に比べて1/4以下だったそうです。
むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、親から子どもにうつると言われています。
キシリトールを食べて、自分の歯も子どもの歯も守ってあげましょう!