こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は、前回津山先生をお招きして行われたインプラント手術の症例をご紹介します。
今回の患者さんは、左上の前から2番目の歯が先天性欠損という永久歯が最初から生えてこない状態でした。
そのため歯が生えてこない左側のスペースに前歯が移動してすきっ歯のようになっていました。
そこで矯正治療により前歯を正しい位置に戻して、本来永久歯が生えてくるスペースを確保し、そこにインプラントを入れていくことになりました。
矯正治療は、透明なマウスピースを使った、DENマウスピース矯正治療を行いました。
矯正治療は平成26年の1月からはじまり、平成28年5月には十分なスペースができたのでここにインプラントを植立していきます。
インプラント手術は津山先生が行い、なんと開始から10分でインプラントが入りました!
手術の2日後には消毒に来ていただきましたが、ほとんど痛みもなく問題もなかったそうです。
前歯なのでさっそく仮歯を入れて様子をみています。
インプラントがしっかり骨に固定されたら本歯を入れていく予定です。
前歯の先天性欠損の場合は、義歯であったりブリッジといった両隣の歯を削って土台にして、3本以上を1セットとした連なった詰め物で対応することがほとんどですが、どちらの方法も、健全な両隣の歯に負担をかけてしまいます。
しかしインプラントなら、隣の歯を傷つけることなく歯が生えてこなかった部分にだけ新しい歯を足すことができます。
このように、先天性欠損でお悩みのある方もお気軽にご相談くださいね。