こんにちは 歯科衛生士のイシカワです。
今回は混合歯列期のブラッシングについてお話したいと思います。
混合歯列期とは乳歯と永久歯が混在する時期で6歳から12歳にあたります。
乳歯が抜けて永久歯に生え変わる時期は歯の形や大きさが違うので歯垢が溜まりやすくなります。
歯ブラシが当たらない部位が多くなります。
まずは基本的な注意点を、
歯ブラシの持ち方・・・鉛筆を持つように持ち歯や歯茎に負担がかからないようにしましょう。
歯ブラシの当て方・・・歯の表面は垂直に、歯と歯茎の境目は45度の角度であてましょう。
歯ブラシの動かし方・・歯ブラシは1~2歯ずつ磨くように小刻みに動かしましょう。
基本的には歯と歯茎の境目、歯と歯の間に歯垢が溜まりやすいのですが、混合歯列期は抜けた乳歯の両隣の歯の側面、生えかけの永久歯は要注意です。
いつも通りに磨いていたら歯ブラシが当たりません。
歯ブラシを横から入れたり角度を変えたりしましょう。
生え始めの永久歯は歯質が弱いので虫歯になりやすいので忘れずに磨くようにしてください。
最後に歯ブラシの交換時期は1ヶ月を目安にしてください。
1ヶ月ぐらいで毛に弾力がなくなりますので、汚れを落とす効果が無くなります。
1ヶ月経ってなくても毛先が開いていたら交換するようにしましょう。
毛先がすぐに開いてしまうのは、磨き方が強すぎるのかもしれません。
少し力を控えめにして磨きましょう。