こんにちは、広報・受付担当トガワです。
先日は、東京の三井記念病院で外科部長をされている津山先生を当院にお招きしてインプラント手術を行いました。
去年から4カ月毎に津山先生のインプラントオペを行っていますが、毎回とても人気で今回も6名の患者さんが集まりました。
5名の患者さんの手術はどれも難症例で、多い方では1度に6本のインプラントをこの日に埋入しました。
今日はそんなインプラント手術を少しだけご紹介します。
この日2人目の患者さんは、去年外傷で前歯が折れてしまった方でした。
やはり前歯は顔の印象に大きく影響を与えるので、前歯の部分に3本のインプラントを入れていきました。
事前にCTを撮影し、安全に手術を行う準備万端です。
手術前に採血から行っていきます。
ここで採った血液を、その場で遠心分離機にかけて、約10分で成長因子や血小板を多く含んだ完全自己血液由来のフィブリンゲルが完成します。
このフィブリンゲルは止血効果があり、手術後の傷の治りを早くしたり、骨や歯周組織の回復を早めてくれるのです!
今回はこのフィブリンゲルを圧迫して作ったメンブレンという薄い膜を使っていきました。
さらに以前に折れた前歯の根っこを抜歯し、それを調整して骨にする技術の”オートトゥースボーン”も使い、インプラント体の周りに補填していきました。
手術開始からわずか30分で3本のインプラントが入りましたよ!
翌日に消毒に来ていただきましたが、調子も良いそうです。
お疲れ様でした。