こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は、先日7月19日に行われた津山先生によるインプラントオペでのお話です!
津山先生は、骨が薄い部分へのインプラント埋入でも人工骨移植は行いません。
術前に患者さんから採血し、血液を遠心分離器にかけてCGFを作成し、それを使います。
CGFとは、完全自己血液由来のフィブリンゲルです。
まだまだわからない単語が多いですね(笑
たとえばケガををして出血をすると、かさぶたになって治っていきます。
そのかさぶたを作る物質がフィブリンと呼ばれ、ケガを治す役割があります。
フィブリンゲルはこのフィブリンを機械を使って血液から作製したものです。
つまり、フィブリンゲルを使うことで、術後の治りが良くなったり、痛みを和らげることができます。
血液に何も加えず遠心分離するだけで作られたフィブリンゲルは、完全に自分の血液なので安心安全ですね。
またフィブリンゲルは、血液を遠心分離機にかけて10分ちょっとで完成するので、手術を長引かせることもありません。
このフィブリンゲルをインプラントを埋入する部位に一緒に補填していき、縫い合わせていきます。
こうすることで、止血効果や骨を再生する力もあります。
ではまた次回も津山先生のオペをご紹介していきますね。