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歯周病菌対策の新成分!ラクトフェリン

こんにちは、審美歯科インプラントホワイトニング予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。

8月も残り1週間をきりました~。

今年の夏もあっという間に過ぎていった気がします。

みなさんは、今年の夏どのような思い出ができましたか♪?

さて、今日は『ラクトフェリン』という成分のお話です。

『ラクトフェリン』という言葉自体聞きなれない単語ですが…

『ラクトフェリン』とは、、ほとんどの哺乳動物の乳に含まれている多機能タンパク質の事です。

特徴は、病原菌や細菌の増殖を抑制して殺菌する効果と、免疫力の強化を行う事が知られています。

ラクトフェリンは、免疫力のない赤ちゃんを外敵から守るほどの強力な働きがあり、赤ちゃんだけでなく、加齢に伴って減少する免疫力にも効果的です。

歯周病バイオフィルムは殺菌剤IPMPで浸透殺菌することができます。

しかし、歯周病菌由来の毒素LPSは、殺菌後も口腔内に残り歯周病を促進したり、全身健康に影響を与える可能性があります。

ラクトフェリンはこのLPSと結合して働きを抑制したり、不活性化して無毒化する働きを持っています。

主な働きは以下の通りです。

・LPSと結合し無毒化する。

・歯肉の炎症悪化物質(TNF-α)の成分を抑える。

・歯肉のコラーゲン合成量を正常に保つ。

・歯肉溝滲出液量の増加を抑制する。

ラクトフェリン配合のガムをかんで、口腔内の歯肉の炎症が改善されたり、歯垢量が減少したという結果も出ています。

ラクトフェリンは様々な効果を持っているのですね!!

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