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歯周ポケット検査

こんにちは、審美歯科インプラントホワイトニング予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。

今回は前回に引き続き「プラーク・顕微鏡検査」についてのお話です。

当院では「歯周ポケット検査」を行い、ポケットの深い箇所や出血部位を中心にプラークを採取します。

この時、探針という先の細い器具を使ってプラークは採取され、プレパラートにのせていきます。

この際に患者様自身が痛みを伴うことはありません。

時間もほんの一瞬といっていいでしょう。

そして採取したプラークを位相差顕微鏡という生きたままの状態で菌を映し出すことの出来る顕微鏡を使って歯周病菌を特定します。

「菌」の状態を画面を見ながら患者様と一緒に確認をする事が出来ます。

 どうでしょうか?思ったより簡単に検査が出来ると思いませんか??

 「菌」がパソコンの画面に映し出されたら、後は医師、歯科衛生士から詳しく説明があります。

まずは各チェァーでなぜこのような検査を行ったのか、またこれから患者様に見ていただく「菌」にはどのような種類があるのか、という事を詳しくお伝えします。

 

その際にはパソコン画面で「顕微鏡検査のススメ」を使って説明をしています。

 
 大きな流れとして、当院では

「菌」の種類の説明

代表的なものにはカビ菌・トリコモナス・トレポネーマ・歯肉アメーバなどがあります。

カビ菌の中のカンジタ菌は細くて小さいうちは大丈夫ですが、太くなると口臭の原因になってきます。

またトレポネーマは数が多ければ多いほど歯周病が進行しやすい状態といえます。

「歯周病」の進行の仕方

「菌」がポケットの中に入ることで、炎症をおこし除々に骨をとかしていきます。

最悪の場合は歯茎が歯を支えることが出来なくなり、歯が抜けていきます。

予防方法についての説明

以上のような状態を防いだり、進行を食い止めるためにはどのようなことをしたらいいのか?

歯石除去・定期健診のよびかけ、家で使えるお薬の紹介などをお知らせします。

このような流れで、イラストやグラフを交えたパソコンの画面で分かりやすく患者様一人一人に説明を行っています。

ただ、初めに皆さんにお伝えしたいことがあります。

どなたのお口の中にも必ず「正常菌」という菌が存在する!!ということです。

なので「あたしだけ!?」「こんなに口の中って汚いの・・・?」とショックを受けてしまわれなくても大丈夫ですよ!!

次回は今回お伝えした各項目について更に詳しくお話を進めていきますね。

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