こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今日は先日購入した本の紹介をします。
今日の一冊は、長崎県の保険医協会が出版している、『病気を持った患者の歯科治療』という本です。
長崎県保険医協会では、従来から医科歯科連携の重要性を認識し、保団連の医科歯科一体を実践すべく機会がある毎に共通のテーマで研究会を開催をしてきたそうです。
この本は、1997年の医科歯科合同研究会での講演が発端となり、1998年初版が発行されて以来全国から多くの反響があり、2005年に第2版、そして去年第3版が発刊されました!
高齢化に伴い歯科医療機関にも有病者の患者の訪院が増加する中、訪問診療の必要性も増し、歯科医師にも医科の知識がないと安心、安全な歯科治療が行えない状況が到来しています。
また、全身疾患と歯科疾患の密接なかかわりが次々に科学的に明らかにされつつあり、医科、歯科の連携が重要になってきています。
この本を、医科、歯科一体の象徴として紹介されている方もいらっしゃいます。
全身疾患のリスクファクターとなっている歯周病を中心に医科、歯科連携が各協会で実現しており、その象徴としてこの本はますます輝きを増しているように思われています。
歯科診療中に困ったときがあれば辞書としても役立つ1冊です。
ぜひ日頃の診療のお供として読んでいきたいですね。