こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、受付・広報担当カワゾエです。
今日は、先日あった親知らずの抜歯についてお話したいと思います。
Mさんは、当院に去年の夏から通われており今日までに当院ですでに2本の親知らずの抜歯をしていました。
左下の親知らずも以前から時々疼くときがあり、年明けに抜歯の予定でした。
今回、左下の知らずが痛み、痛み止めもあまり効かなくなったということで抜歯にふみ切りました。
今回の知らずは今までのと違って難抜歯になりました!!
理由はと言いますと… 歯の根っこがグニャっと曲がって肥大して生えていたのです。
元からこの親知らずは斜めから生えていて、頭だけしか見えていませんでした。
まず、メスで歯肉を切って、お馴染みピエゾサージェリーで歯を骨から剥がしていきゼックリアバーで歯を半分に割っていって見えていた歯の頭の部分だけを抜きます。
次に根っこを抜いていくのですが、曲がっているのでそう簡単には抜けません…
曲がっている根っこが歯の周りの骨にひっかかって、なかなか動きませんでした。院長曰く最初はかなり曲がっていてビクともしなかったそうです。
ピエゾサージェリーで骨から残った根っこをはがしつつ、へーベルで歯を脱臼させていきます。
しばし格闘したのち、すっきりと抜けました。
今までに見たことのないくらい曲がった根っこでした。
そのあとは、抜いたまわりをキレイにソーハした後、止血剤を入れていき縫合していきました。
Mさんも頑張って口を大きく開けていてくれたので、とても助かりました。
翌日洗浄に来院された時に,しびれもなくお口もしっかりと開いていたので安心しました。
本当にお疲れ様でした。