こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今日は、昼休みにJMM当院担当の方が代わるために挨拶に来られました。
今までお世話になったJさんからIさんへのバトンタッチです。
Jさんには今までに色々な資料を取り寄せていただいたり、情報をいただいたり本当にお世話になりました。
今後はIさんへの引継ぎをお願いします。
Iさんとは昨年の大阪インプラントアドバンスコースで面識もあり頼もしい限りです。
今日のお話はそれだけではありません。
JMMより発売される新型プレビスタPreVista Uni-3D(プレビスタ Uni3D)の説明でした。
従来のプレビスタは
(1) X線の被曝量が非常に少ないので安全性が高い。(医科用CTの8分の1。 小型レントゲンより少ない。)
(2) 世界中で使用されている歯科用CTの中では撮影範囲が最も広く、今まで見えなかった部分を見ることができる。
顎関節、親知らずを含む口腔内全体の確認、診断ができる。
(3) 医科用は1㎜きざみに比べて歯科用CTプレビスタは0.1mmきざみの断層撮影なので鮮明で精密度に優れ血管や神経の正しい位置が確認できる。したがって、安全で質の高い無痛治療、手術が可能となる。
(4) 患者様に非常にわかり易い診断と説明ができる。
2×7cmのワイドサイズで、上下の全歯列、8番より後方の下顎枝まで全て同時に撮影できるのが特徴です。
ほとんどの場合1枚で全て網羅できます。(オトガイや上顎洞を確実に見たい場合は、上下2回に分けて撮影します。)
ボクセルサイズは0.2mmで、根管まで観察することができます。
被爆量は25マイクロシーベルトでデジタルパノラマの約2枚分,医科用のヘリカルCTの約50分の1になります。と説明されています。
今回そのプレビスタが新しいプレビスタUni―3Dをリリースしました。
大きな特徴は従来のモデルよりもボクセルサイズが小さくなり0.08~0.125mmより詳細な画像を得ることができるようになったこと。
さらに付属シュミレーションソフトも機能がバージョンアップしていること。
撮影サイズはオプションで選択可能だが、最大でも8cm×5cmと片顎サイズである。ということです。
従来、大規模病院などにしか、設備としてなかった歯科用CT ですが、今後価格的にまた性能的にもっとリーズナブルになってくれば一般の開業医レベルでも導入できてくると、大病院へ行かなくても、かかりつけの歯科医院で全て診査・診断・治療も出来る時代が来ると思います。
今後は当院もCTの導入に向かって検討していかねばなりません。