こんにちは、予防歯科とインプラント・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市伊藤歯科の院長伊藤です。
毎年3月は当院の模様替えの時期です。
今年は、長年の懸案であります駐車場の舗装拡張工事とカルテ庫の整備です。
いずれも日数のかかる工事でありましたが、何とか無事に工事は完成することができました。
患者様へは今まで駐車場不足でご迷惑をおかけしていました。
これでやっと「車が置けないから車で待っているからね」とか「ロー○△に置いて来きたのだけど、いいのかなぁ。」などの苦情はなくなると思います。
本当に工事中ご協力ありがとうございました。
また、当院のスタッフのためにも余分に10台確保できたことはよかったと思いました。
最近のスタッフは皆マイカー通勤を望みます。面接時に「車じゃだめだよ。原付で来てね。」と約束していても、いつしか「先生ぇ、実家から車を持ってきました。」といってマイカー通勤に変身するわけです。
当院でもそのような変身組みのためにどうしても余分に駐車場が必要だったわけです。
カルテ庫は約2万人分のカルテが入るように設定してあります。
開業当時からのすべての患者様のカルテが保存されてありますから、いつでも履歴を見ることができるようになりました。
本来カルテの保管義務は診療終了後5年間といわれています。
そこを敢えて初診からずっと保存しておくには実は私なりのこだわりがあります。
当院も電子カルテに移行していますが、やはり患者様のお顔を思い出すのは手書きの時代のカルテです。
この手書きカルテの温もりの方がは今の整然とした文字の羅列よりも行間にこめられた思いが伝わってくるわけです。
この間も当院の患者様で15年ぶりに転居先から松山へ帰ってこられた方が来院されました。
15年前にその方と話したことや、治療の内容が手に取るように分かり本当に驚かれていました。
このように過去のカルテがあることは患者様にとっても大切な財産であると考えられます。
当院で治療された患者様のデータは信頼を築く上で保管しておくことは大切なことです。
これからどんなに便利な時代になってもこの信頼だけは大切に守り続けていかねばなりません。
安心・安全に患者様が当院へ来院されるようにスタッフ一同努力していく覚悟です。