こんにちは、予防歯科とインプラント・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今日は午後からひめぎんホールで平成22年度診療報酬改定に伴う保険説明会がありました。
愛媛県下から約700名近い先生方が一同に会し行なわれます。
例年会場は2階の『真珠の間』ですが先生方の人数に圧倒され狭く感じます。
同窓会でも普段会えない先生方と2年に一度は必ず会えるためこの日を楽しみにしている先生方も多いのではないでしょうか。
私も久しぶりに会った同窓の先生と説明会の始まるつかの間お互いの近況を話し合いました。
もちろん点数改正もいい方向へ行けばいいのですが、この日本経済の先行きを考えれば楽観は決してできないのが現状です。
今回の改正は限られた財源の中で初診料・再診料は引き上げられ、基礎的技術料の一部も引き上げられました。
しかしその財源を捻出するために診療報酬体系の簡素化と言う名目のもと包括の拡大が一層進んできました。
低い評価で歯周病の長期継続管理システムを強化し、明細書の発行義務化などさらなる歯科医療への締め付けが厳しくなってきている感じがします。
今回の保険点数改正が我々歯科医師にとって決していいとは言えませんが、コンプライアンスに即して明日からの診療に取り組んでいこうと思います。