こんにちは、広報・受付担当トガワです。
- 睡眠中に唾液や胃液が気管内に入ったり、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎
- 脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓
に、歯周病菌や虫歯菌の存在が明らかにされており、それらを予防するために専門的口腔ケアが有効といわれています。
口から食べる機能に障害がある(摂食・嚥下・咀嚼機能障害)患者数は現在78万人と推計されています。
口腔機能を向上させ、口から食べることができるようになれば、高齢者の低栄養状態を改善できます!
また、脳血管障害や認知症、パーキンソン病のほとんどの患者には、摂食・嚥下・咀嚼機能障害があるので、こうした疾患をもつ要介護高齢者・障害者への対応が必要となっています。
さらに、寝たきりの高齢者では「歯がない」「義歯で噛めない」などの咀嚼機能を改善すると、軟便、便秘、下痢、低栄養、褥瘡(床ずれ)が改善され、免疫力が向上します!
日本の高齢者の大半は歯科疾患をもっているといわれています。
残っている歯の本数は増えていますが、多くの要介護高齢者は、虫歯の治療、歯垢や歯石の沈着、歯の欠損が放置されたままになっているのです!
これらを放っておいたままにしないためにも、歯科医師や歯科衛生士による「専門的口腔ケア」が不可欠なのです。