こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
今日は、完全埋伏歯の抜歯のお話です。
歯が骨の中に完全に埋まっているものを 完全埋伏歯といいます。
今回の患者さんWさんは、左下8番の親知らずに違和感があって、たまに痛みがあるということで今回抜いて欲しいと来院されました。
完全に歯茎の中に埋まっている親知らずの抜歯なので、歯の生えている方向や、角度を確認して安全に抜歯を進めていくためにCTを撮影しました。
チェアーサイドのパソコンでCTを確認していきながら抜歯を進めていきます。
こちらが術前の画像です。
全く歯が見えていませんね!
まず、メスを使って歯肉を切開していきます。
ピエゾサージェリーを使って骨をとっていくと歯冠の一部が見えてきました。
大きな歯です。
抜きやすくするために、ゼックリアバーとストレートバーを使って歯を割っていきます。
このように半分に割れました。
後は、通常通り歯を抜いていきます。
奥まですっぽり綺麗に抜けました。
このように分割して抜歯していったので、これだけの抜けた歯があります。
今回は、とても難しい抜歯でしたが院長、井上先生が協力タッグを組んで、更にCTを駆使して抜歯に臨んだので、完全埋伏歯も抜くことができました。
患者さんWさんもとても頑張ってくれました。
気になっていた親知らずを抜くことができて、とても満足されて帰られました。
翌日洗浄の来られた時は、少し腫れていましたが、痛みも落ち着き麻痺も見られず安心しました。
本当にお疲れ様でした。