みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院です。
新学期が始まると、学校ではさまざまな健康診断が行われます。
その中でも「歯科検診」は、お子さんの歯の健康状態をチェックする大切な機会です。
当院も、嘱託医をしている余土小学校の歯科検診に行ってきました😊
今回は、学校での歯科検診について知っておきたいポイントをご紹介します。
歯科検診は、むし歯や歯ぐきの炎症、不正咬合(かみ合わせの問題)などを早期に発見することを目的としています。
検診結果によっては、歯科医院での精密検査や治療が必要と判断される場合もあります。
学校検診では次のような点をチェックします。
特に、むし歯のチェックは最も注目されるポイントです。初期むし歯は痛みがないため、気づきにくいこともありますが、学校検診での発見がきっかけで早期治療につながるケースも多いです。
・むし歯の有無
・歯ぐきの腫れや出血の有無
・歯並びやかみ合わせ
・歯の本数(永久歯への生え変わりの状況)
・舌や頬の粘膜などの異常
検診後、お子さんには「歯科検診結果のお知らせ」が配布されます。
そこで「要治療」「要観察」などの指摘があった場合は、なるべく早めにかかりつけの歯科医院を受診しましょう。
放置するとむし歯が進行したり、かみ合わせの問題が大きくなったりする可能性があります。
歯科検診は年に一度のチェックの場ですが、日常のケアが何より大切です。
ご家庭でも以下のことを意識してみてください。
◎朝と夜の丁寧な歯みがき
◎糖分のとりすぎに注意する(特に間食)
◎定期的な歯科医院でのチェック・クリーニング
学校での歯科検診は、お子さんの健康を守る大切なステップです。
検診結果をきっかけに、歯科への通院や生活習慣の見直しにつなげていきましょう♪
