こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、技工士ナカムラです。
秋ですね。昼間の日差しも随分和らいできました。
今月のブログは内容的には9月の事なのですが、どうしても今年の場合の9月23日というのはいろんな意味で一つの節目だと思います。
9月12日は中秋の名月。私は月を見ながら複雑な思いでした。
この月を被災地の方々も見ている。同じものを。
空はつながっている。
それにもかかわらず月明かりが浮かび上がらせる風景と思いは私たちとは随分かけ離れたものがあるように思うのです。
それと9月23日。
暑さ寒さも彼岸まで・・・
お彼岸がくればもうこっちのものだと暑さともおさらばだと喜ぶのですが、その言葉を今年は言えません。
東北の人たちにとっては冬支度を始めなければならないからです。
3月11日には雪が降っていました。
被災地の方々は今日まで忘れる事はなかったと思いますが、寒さを感じる季節になると、よりいっそう記憶が鮮明になってくるのではないかと複雑です。
墓石が折り重なったり、流されてしまったりと墓地はいまだに無残な状態です。
そんな中で家族の方々が手を合わせている姿を新聞紙面で見ました。
夜空を見上げ月をみる思いと墓参りに訪れ手を合わせる思いは、いずれも「復興」という願いだと思います。
私たちはその思いを決して忘れてはならないと思います。