こんにちは、広報・受付担当トガワです。
妊娠中はつわりの症状があり、妊娠2ヶ月目の妊婦さんの50%が「歯みがき時に吐気」を感じています。
つわりには嘔吐の他にも悪心や頭痛、食欲不振など様々な症状があり、歯みがきが十分にできず、歯を磨く回数も減少していく状態が続くことがあります。
妊娠が進むと、消化管運動の低下が起こり、嘔吐による胃酸の逆流が起こりやすくなります。
この対処療法として、少量の食事を数回に分けて食べるようにするため、歯みがきの回数は減っていくのに対し食事回数が増えていきます。
つわりで口腔内の清掃状態が悪化する一方、嘔吐のため口腔内が酸性に傾くためむし歯になりやすい環境になってしまいます。
つわりの症状を軽減するためには、日常生活や食事の工夫を行うことが大切です。
家事や仕事で無理をせず、安静にしたり、趣味などの集中できるものを見つけることも効果的です。
外出時は空腹にならないように糖質の補給を心がけましょう。
朝起きたときにすぐに食べられるように、枕元に軽食を用意しておくのもつわり対策のひとつになります。
食べたいものを食べたいときに食べるようにするのが症状軽減につながるため、間食が増えることになりますが、歯みがきがつらい場合はうがいだけでも行うようにしましょう。